最終更新2004/3/14
NHK:日8  新選組!  戻る
出演者/香取慎吾 藤原竜也 山本耕史 沢口靖子 江口洋介 石坂浩二  他  

 開国か攘夷か、激動の幕末を生き抜いた「新撰組」の若者達を近藤勇を中心に三谷幸喜脚本で描く  ♪ :
 1話 「黒船が来た」 大河ドラマは長いのでいつもは見ない でも慎吾ちゃんというのと三谷脚本なので見てみる事にした
 三谷脚本でおなじみの面々が次々出て来るのは嬉!!一瞬大河ドラマというのを忘れる程だ でもやっぱり大河は大河か・・(笑)
 ただ1つ心配なのは これから先斬新な三谷脚本でお年寄りがついて来れるのか??歴史というのは解釈1つで180度見方が変るし
 見ていて近藤役の慎吾ちゃん台詞前に息を吸うのが気に掛かる 何故不自然に作ってるのだろう?何を表現したいのか?
 最後黒船の海岸での三者三様は これからの日本を この一場面だけで最も巧く現していたと思う
 佐久間の台詞で「人は同じものを見て違う事を考える」「小さい小さい」ってのがあった ←尤も確かに!!と思ったぞ
 でもそれは後の世から見て思う事であり 結果が見えているから思う事でもあるんだろうな
 名台詞 : 佐久間象山 「人は生まれてから最初の10年は己の事だけを考えれば良い そして次の10年は家族の事を考える
 二十歳になってからの10年は生まれた故郷の事を考える そして三十になったら日本の事を考える 四十になったら世界の事を考える」

 2話 「多摩の誇りとは」 歳三の姉は良く知っているが 総司の姉はあまりよく知らなかった かなりクローズアップされてる
 沢口靖子がとても清清しい 一方世間には良く知られている怖い歳三の姉は浅田美代子が演じてるがちと物足りない・・
 人を殺したくないそりゃ初めはかなり躊躇う でも目の前で親友が斬られそうになり腰に物を挿しているならそりゃ使ってしまうというもの
 そして苦悩する  さて近藤斬殺してしまったからにはこれから変わって行く訳なんだな
 そして皆が徐々に集まり始めてきた ワクワク!!三谷脚本おなじみさん役者がぞくぞく集合してきたぞ
 最後の「新選組を行く」が好きなのだ 今話から思い立って収集開始!今日は近藤勇の故郷・調布市〜
 名台詞 : 近藤 「多摩の土地は多摩の者が守る!」
 歳三の兄 「刀の前で人は平等です 最後は生きようとする思いの強い方が生き延びる 斬る者と斬られる者との違いはそこです」
 「近藤さん 風が変わり始めていますよ」 「・・・そしてその横にはお前がいる歳三 おまえの知恵で近藤さんを支えろ」

 3話 「母は家出する」 田中邦衛と野際陽子良い味出すねぇ〜 噛めば噛む程味の出るアタリメのようだ
 どんどん武士らしく成って行く近藤に嫉妬している母 自分も百姓出の母のその言葉は 見ているこっちにもグサリと来た
 素直でまだ真直ぐだった近藤も こうやって少しづつ少しづつ変って行ってしまうんだな
 どんな世界でもそうだが成す者は成す者とつるむものだ 因って己が成したいと思うなら成す者達とつるんでないと駄目なんだよな
 過去の偉人達を見ても皆そうじゃないかと思う そこで1つ疑問?本当に近藤はこの人達と交流があったのだろうか??
 「新選組を行く」 土方歳三の故郷・日野
 名台詞 : しおじい 「俺達百姓が奴等と渡り合うにはこれしかねぇんだ」 歳三 「違う!!」
 近藤 「武士にはなれないぞ」 歳三 「武士らしくはなれんだろ どっちにしても俺には同じ事だ」
 近藤 「俺達は多摩で生まれたら 死ぬまで多摩の百姓なんだよ
 俺はだから決めたんだ 俺は武士よりも武士らしくなってみせる!日本一武士の心を持った百姓になってみせる!

 4話 「天地ひっくり返る」 元々近藤は本当にこんな穏やかな奴だったのだろうか??とても穏やかでかなり懐が深いと思う
 これは信吾ちゃんだからだろうか??それとは対照的に周りはザワザワとかなり騒がしくなってきた
 そして1話ごとに近藤はどんどん侍に成って行く 史実上起こった出来事は変えられないにしてもそれ以外はある程度創作可能な訳で・・
 やはりついついここでこの人と会っていれば・・ ここでこうしてればとたらればを考えてしまう
 しかし山南さんの涼しさは何なんだろう??そういう人だったのか??役者の個性か??
 「新選組を行く」 桜田門と江戸城  雪が降っていたのだな・・・
 名台詞 :  「ウチは都合が悪くなると居なくなる男ばっかり!」 山南敬助 「負けてみないと強さは分かりません」
 「天地がひっくり返りましたね これで日本は変わります 〜 我等と同じ名も無き侍なのです」 

 5話 「婚礼の日に」 成す人の周りには自ずと人が集まって来るものだ  武家の娘と婚礼で母はどんな想いでいるだろうと思うと・・
 今迄気が付かなかったけど 祝言の時掛け軸に「香取大明神」って書いてあったぞ(笑) 山南役の人の涼しさに違和感感じるんだけど・・
 「新選組を行く」 近藤勇の故郷調布市  生家(宮川家)・産湯の井戸・龍源寺墓
 名台詞:近藤 「自分の道がどんどん決められて行く様で怖いんです…時代が動いてるんですそんな時にこんな事してていいのでしょうか」
 みつ 「だったら聞くけど あなたは何をしたらいいの」 近藤 「それが分からない!」

 6話 「ヒュースケン逃げろ」 あの姑とうまく行く訳がないと思っていたがこの嫁なら大丈夫糠床に釘だ でも母のストレスは溜まるばかり?
 このバトルもまた楽しませて貰えそうだ(笑)  ヒュースケン役に川平慈英って笑った 確かに顔は濃いが日本語上手過ぎ
 日本の武士道理解し過ぎ(笑) もう少し外人っぽく作って喋っても良かった?近藤が襲撃を阻止した事自体作り話だろうから関係無いか
 ヒュースケン 「もっと自分の国に誇りを持ちなさい 異国人の前で何故怯えた目をするのです自信を持ちなさい!」
 何百年も経った今もまだ日本は島国根性が抜けていないと思う 例えば今もこんな事言われても
 近藤のように素直にこの言葉を受け入れられないだろう 「国」というものに誇りを持って無いからなんだろうな
 「あなたがもし何処かの島に流れ着いてその村の住人を心から愛するようになった時 その思いを一番現す事は何ですか?
 その村の女を好きになる事ではないですか」永倉の心を動かしたこの台詞 今の時代なら判るが当時にはこの発想は湧かないよなぁと・・
 「近藤さん あなたはいつも素直すぎる そしてあまりに幼い しかし、だからこそあなたの言葉は心に突き刺さる また会えて良かった」
 確かに言えてる 実際こんな素直な人だったとは思わないがこのドラマの近藤は正しくその通りだ 永倉新八(山口)また一人集まった
 「新選組を行く」試衛館と天然理心流 市谷甲良屋敷 天然理心流は「胆力」
 今は全く跡形も無いそうだ もっと中野とか練馬あたりかと思ってた しかしそれじゃ中心人物達に出会って影響を得る事は有り得ないか
 名台詞 :近藤 「井の中の蛙 大海を知らず その先があるのをご存知ですか 井の中の蛙 大海を知らず されど空の高さを知る」 

 7話 「祝四代目襲名」 最後近藤は妻を抱きしめてたけど・・ う〜ん江戸時代の愛情表現は理解に苦しむ(笑)
 「これを持っていると邪気が飛んで逃げる所謂魔除けです」 この時代にもドクロってあったんだぁ しかも刺繍してるし
 史実上本当なのか?と疑問に思ってたんだけど 今もこの服が資料館に残ってるとやっていた ある程度事実に基づいてるんだな
 となると、細かい所はどこまでが事実でどこからが創作なんだろう??? 大きな流れしか知らないので分からなくなってきた・・・
 総司は大人扱いしてくれないと 歳三は勇とどんどん差がつくと 勇は大きな事を成そうとしている竜馬を見て ジレンマを持つ
 好きな食い物は「あじの開き」好きな女子は「小柄でオチャメ」な原田が言うように 「あんたを見たって分かりゃしないよ何も
 だけどここに居る連中を見りゃ分かるよ皆あんたに惚れてる だから俺も仲間に入るんだよ 文句あるか」
 うんうん、確かにだよな また一人原田佐之助(山本)が加わった
 「新選組を行く」 勇の稽古着・小島資料館  大国魂神社(府中市)、小島資料館(町田市)
 名台詞 : 近藤 「先の事は知らん」  土方 「こっちには総司がいる こっちには○○一刀流の先生がいる」 

 8話 「どうなる日本」 どんどん人が集まって来る 近藤の人望ではあるが母の気持ちも分からないではない
 そしてその母をギャフンと言わせる妻っぷりが良い(^^v   放送回を重ねるごとに 本当に近藤はこんなだったのか
 本当に近藤はこの事件に遭遇しているのか と疑問を持ってしまう 実は全く歴史に疎かったりするからなんだが・・・
 「新選組を行く」 江戸の三大道場  玄武館(現神田)練兵館(現靖国神社)士学館(現新富町)
 歴史に名を残している人物達との交流を通じ「進むべき道」を見出すのである
 ↑成る程・・・ こんなに近ければ こんな出会いも実際あったんだろうなと思いを馳せてみた 

 9話 「すべてはこの手紙」 百姓出というのが近藤をどこまでも苦しめる 近藤 「私は武士です」 佐々木 「おぬしは武士ではない
 叶わぬ夢は捨てる事だ身の程を弁えろ さすればおぬし達もこのような思いは・・・」 だからこそ幕府に拘ったのかなぁ??
 江戸っ子の勝海舟役の野田秀樹・・・ う〜んちょっとどうでしょ?まだしっくり来ないなぁ でも実際こんな人だったってのは聞いた事ある
 佐久間象山再登場 黒船見てから9年も経過してるって・・・ 科学者だったってけど この人達名台詞をぼろぼろ吐くんだよな
 「私は人の顔は覚えない様にしているんだ 相手が私を忘れなければそれで充分」
 勝 「これからは西洋と東洋の良いところだけを集めて新しい国を作る」 「西洋文明の良いところは技術 東洋からは道徳
 東洋が西洋に勝る何よりのものは道徳」 佐久間 「気に入った!その言葉わしが貰おう」 勝 「別にどこで喋ろうとあなたの勝手」
 後に佐久間の言葉として伝わっているそうだ(笑) こういう史実をいじくる遊び好きなんだよな
 近藤 「俺にはもう道がない 〜 ここは駄目男の吹き溜まりだな」 そこへ山南の手紙これで道が開けた!!とうとう終結だ!!
 この手紙書いた時は確かにベトベトににじんでたのにアップは綺麗になってたのは見逃さなかったぞ(笑)
 妻の気持ちもわかるが この時代の男には道が必要なんだ でないと生きながらにして死んでいるも同然なんだよな
 「新選組を行く」 佐久間象山の故郷 松代 長野県長野市松代 「道徳は東洋にあり技術は西洋にあり」と明治維新の石杖を築いた1人
 名台詞 : 象山 「私は人の顔は覚えない様にしているんだ 相手が私を忘れなければそれで充分」 

 10話 「いよいよ浪士組」 どうも慎吾君の癖が気になる 台詞を喋る前に何故息を呑み込む??誰か言ってあげる人いないのかなぁ・・
 文久3年(1863)2月4日 江戸  松平が出てきたところでうわぁ〜こりゃ駄目だと思ったぞ(笑)いいように使われただけさ
 清河や佐々木達狸どもの駆け引き合戦! 何か「白い巨塔」を見ているようだった 狸どもがゴロゴロあぁでもないこうでもないと
 何処の世界も同じなんだな下の者は苦労する 面白いように近藤の廻りに人が集まる そういう人って確かにいるんだよな
 「新選組を行く」 土方歳三の故郷 日野   高幡不動尊金剛寺・歳三の写真
 名台詞 : 清河八郎 「雨水はその一つ々は只の雫に過ぎないが それが集まればやがては石をも押し流す」












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